GioLine pro を効率的に使えるように、動作条件などを設定/基本で指定できます
A:点名重複時に警告を表示する
チェックすると、計算された座標を登録しようとしたときに、指定した点名がすでに登録されていると、「登録済みです」と警告表示が出ます(デフォルト設定)
路線計算や、CSV読込等で大量の座標を登録するとき、チェックを外した方が警告表示が出ないので効率的です
B:基本幅員の設定
左右幅員を入力しておくと、直線・単曲線・クロソイドの座標の左右幅員に自動的に入力されます
C:点名の連番設定
計算点の登録名の入力ボックスで右クリックすると、直前に登録した点名を元に点名の候補を表示します。このとき表示される点名は、直前に登録した点名に数字を付加した点名です。設定できる数字は1以上の整数です。0が指定されたときは自動的に1になります
直前に登録した点名 | 連番設定 | 発生点名 |
A | 1 | A1 |
A-1 | 1 | A-2 |
A-2* | 1 | A-3 |
NO.10 | 1 | NO.11 |
NO.10R | 10 | NO.20 |
1-1-0 | 10 | 1-1-10 |
点名の発生規則
1.点名の最後に連番の数字が付きます
2.点名の最後が幅杭文字だった場合は、幅杭文字は削除されます
3.重複座標名を示す*は削除されます
4.点名の中に複数の数字列があった場合は、末尾の数字列の連番になります
D:左右幅杭座標に付加する文字(幅杭文字)の設定
上記と同じく、右クリックしたときに表示される登録点名の候補には、ここで指定した幅杭記号を付けた点名も表示されます。
必ず1~3文字を入力してください。空白の場合は左(L)右(R)が設定されます
点名の一括変換のための設定です
G:チェックすると図化画面表示時に座標簿も表示されます
H:プロット画面が見えなくなる(メインウインドウの裏側に隠れた)時は、プロット画面を閉じた後、このボタンをクリックします
[図化]をクリックすると下図のように縮小サイズで図化画面が開きます
I:チェックを入れると常にGioLine pro を起動したPCのメインモニターの中央にメイン画面が表示されます
この機能は、マルチモニタを拡張モードでお使いの時、拡張側のモニタ無い状態で起動すると、画面が見えなくなり、操作が出来なくなる不具合を回避するためです。マルチモニタをお使いでない場合はチェックは不要です
デフォルトではチェックが入っていません
座標簿や記録簿をマウスのホイールボタンでスクロールしたいとき、座標簿等の上でマウスをクリックしてフォーカスを座標簿に設定する必要がありますが、チェックするとクリック無しでスクロールします。お好みで設定してください
逆放射トラバース等のデータ入力表のフォントサイズ 9~12の範囲で変更します。太字指定も可能です
以下のプログラムは対象外です
・コンバート/CSV読込 9ポイント固定
・ 〃 /DXF 9ポイント固定
・ 〃 /Jww 9ポイント固定
・結線/結線 11ポイント固定・太字選択可
J:文字は半角2文字以内で、スペースは使えません。
K:チェックを入れると、座標変換で点名が未入力の時、変換前の点名の末尾に入力文字が付加されて登録されます
変換後の点名が入力されているときは、その点名で登録されます
チェックが外れていると、付加文字が入力されていても文字は付加されません
赤枠内の付加文字を変更するとチェックが外れます。文字入力後チェックをしてください
モニターに4K、5K といった高解像度をお使いで、設定で100%以外に設定されているときは、設定した同じ数値を入力して下さい
この設定が間違っているると、プロット画面の範囲指定によるキャプチャが正しく動作しません