曲線要素表

単曲線とクロソイドのパラメータ等を保存し、簡単に読み出す機能です

概要と使い方
 保存されるデータ(下図でオレンジ色の枠で囲まれている項目)

単曲線 :交角・半径・カーブ方向・IP点番・BC方向点番、BCからの距離、追加距離

クロソイド:交角・半径・カーブ方向・A1(L1)・A2(L2)・IP点番・KA1点番、KAからの距離、追加距離
※クロソイドは、パラメータかクロソイド長のどちらかが保存されます。両方とも保存されていた場合はAパラメータを優先します

 保存件数:99
データの保存方法
単曲線、クロソイド共に、データを手入力後、[計算]ボタンをクリックし、計算が終了した時点で「曲線要素を保存しますか?」とコメントが表示されます

[はい」をクリックすると、計算ボタンの右に曲線要素の登録名を入力するボックスが現れます

ボックスをクリックすると「要素の登録名」という文字が消え、入力ができるようになります
ここでは例として「IP1」を入力しました。登録名の文字数に特に制限はありませんが、8文字程度にしてください
また、すでに登録済みの名称で登録することはできません。登録を拒否され再入力になります
なお、登録名にカンマ(半角の,)を使うことはできません

登録名を入力したら必ず[Enter]キーを押してください
登録が正常にできると、確認画面が出ます

[OK]をクリックすると、計算ページの右上に曲線要素を選択するリストボックスが現れます

リストから入力したいデータを選んでクリックすると、登録データを呼び出し、入力画面にデータが入ります
この例では1データしか登録されていないので1つのデータしか表示されませんが、最大99データが保存できます

下図の水色のデータが呼び出されデータです。入力された点番を元に、データベースから座標値も自動的に読み込みます。
確認のメッセージがでるので、[OK]をクリックします
※選択したデータが間違っていたときは、再度データを選択します

必要な項目を入力して[計算]ボタンをクリックすると座標計算が実行されますが、ここでは例として、BCからの数値(0)を(3.456)に、追加距離(0)を(111.123)に変更してから[計算してみます
計算終了後、曲線データを上書きするか問われます

[はい] :IP1で登録したデータを現在のデータで置き換えます
[いいえ]:IP1で登録したデータは変更されません
ここでは、[はい]をクリックしてみます。正常に保存されると下図のメッセージが出ます

曲線要素表

次に、「設定タブ」の「曲線要素表」を開いてみます

登録したデータ(赤線部)が表示されています
この表でも曲線要素を追加したり、入力済みのデータを修正できます
ここでは、例として、次のクロソイド要素を追加してみます
登録名:IP2
交 角:30度22分15秒
半 径:500m
カーブ方向:右
A1      :200
L2      :50
まず、「編集する」にチェックをいれます。これでデータの修正等が可能になりますが、間違ってデータを消去したりしないように気をつけてください
カーブ方向は、右なら「R or r」、左なら「L or l」を入力します。半角で入力してください

「書込(更新)」をクリックします。このボタンを押さずに他のプログラムのタブをクリックするとデータは追加されませんし、データの修正も保存されません
書込(更新)が正常に終わると、入力したデータが整形(桁合わせ)されます

このデータをクロソイド座標で使ってみましょう

2番目のデータをクリックすると、曲線要素表で入力したデータ(背景が水色)が入力されます
IP,BC方向点の点番は登録しなかったので座標データは入力されません

曲線要素表の出力

「曲線要素表」の「記録簿へ出力」ボタンで、下図の出力を得られます

曲線要素の並べ替え

曲線要素データを計算時登録すると、そのデータはリストボックスの1行目に登録されます
登録名順に表示させたいときは、[並べ替え]を実行してください
下図のデータを並べ替えてみます

実行すると下図の結果になります

参考事項

  • 曲線要素のデータは座標データと同じフォルダに、**.cpr というファイル名で保存されます。座標簿名がtest.db なら test.cpr になります
  • クロソイドの座標計算時に登録した場合はA1とL1が両方登録されることはありませんが、、「曲線要素表」で登録したときは両方のデータが入力される可能性があります。両方入力されている場合はパラメーラ(A1,A2)を採用し、L1,L2の値は無視しますのでお気を付けください
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