直線座標等のマニュアル計算時に、計算点までの距離や左右幅員を効率的に入力するための機能を「AI入力」と呼びます(誇大表現でお恥ずかしいです)
概要と使い方
- 距離と幅員を自動で入力することができます
距離についてはユーザが入力した2個の距離データを元に、指定された行まで等間隔の距離が入力されます
幅員については、
・同幅員の入力(例-2)
・距離データを元に直線比例で変化する幅員の入力(例-3)
の2通りの使い方があります
- 距離と幅員を自動で入力することができます
例-1:10mから100mまで、10mピッチの距離を入力する
1,2行に、10、20を入力し、10行目をクリックし、[AI入力]ボタンをクリックします
30~100が自動入力され、確定するか問われます
[はい] :確定します
[いいえ]:入力された距離がキャンセルされます。
例-2:距離10mから100mまでの幅員1に5mを入力します
1行目の幅員1に5を入力し、距離100の幅員1の欄をクリック後、 [AI入力]をクリックし確認のダイアログが表示されます
[はい] :処理を続けます をクリック
[いいえ]:キャンセルされます
距離100まで幅員1に5が入力され、確定するか問われます
[はい] :確定します
[いいえ]:入力された幅員がキャンセルされます。
例-3:離50から100の間で、左幅員を5mから6mに直線比例で拡幅します
距離50の幅員2に-5を、距離100に-6を入力し、カーソルが-6の欄にあることを確認し、[AI入力]をクリックします
確認のダイアログが表示されます
[はい] :処理を続けます
[いいえ]:キャンセルされます
距離60~90まで幅員が入力され、確定するか問われます
[はい] :確定します
[いいえ]:入力された幅員がキャンセルされます
操作上の注意と参考事項
- 距離欄が空欄の場合は幅員のAI入力(自動計算)はできません
必ず距離欄を埋めてから幅員を指定してください - 例-3の、すり付け計算は、距離欄の距離を使って按分計算を行っています
- 距離、幅員共に、自動入力された数値を修整してもかまいません