SIMAファイル処理
SIMAは日本測量機器工業会が制定した測量データの共通フォーマットです。大変古い日本独自規格ですが、まだ広く使われています。
規格についてはこちら(外部サイト)に解説がありますが、詳細は日本測量機器工業会が販売している冊子をお読みください。
SIMA出力
概 要
- 現在開いている座標簿を、SIMA標準フォーマットファイルに変換します
変換するのは座標データと結線データ(連続結線)のみです - 非表示点も変換するときは、[非表示データは変換しない]ボタンをクリックし、[非表示データも変換する]としてください
- 座標点データだけを変換したいときは「結線データも変換する」ボタンをクリックし、[結線データは変換しない]としてください
- 非表示に設定されている結線データは変換しません
- 結線で、起点と終点の点番が同じ場合は閉合画地とし、それ以外の時は開放として変換します
- 抽出中は抽出されている座標点だけが変換されます
SIMA読込
概 要
- SIMAファイルから座標データと画地データを現在開いている GioLine pro に読み込むことができます
- 画地の構成点数が98点を超える画地については構成点数が98点以下になるように分割して登録されます
- SIMAファイルの画地番号は無視され、GioLine pro の連番の線番になります
- 座標簿に座標が未登録の時と、座標簿に座標が登録されている時で、読込方法に違いがありますのでご留意ください
- 登録できなかった座標データ、画地データは記録簿に記録されます
- プロット画面で画地の面積を表示したいときは読込後、結線管理で「閉合結線の面積を更新」を実行してください
ただし、分割して登録された画地の面積は表示されません。分割された画地の面積は多角形の面積で行ってください(298点まで)
座標簿に座標が登録されていない時
- 青枠内は設定できません
SIMAファイルの画地データを GioLine pro の連続結線データに変換して読込ます
結線の線色、線スタイルはプルダウンリストで変更できます
プロットマークは、画面右上の「座標点マーク」で指定されているマークになります
座標簿に座標が登録されている時
- GioLine proに座標が登録されているときは、次に3種類の読込方法があります
・[最後に追加]GioLine proに登録済みのデータの後にSIMAの座標データを追加します
・[同点番は上書き]GioLine pro に同点番が登録済みだった時は、SIMAデータで GioLine pro の座標データ(点名・座標)を書き換えます
・[同点番は読み込まない]GioLine proに同点番が登録済みだった時は、SIMAデータを読込ません