Excel形式のファイルから直接Excelファイルを読む(xls形式のみ)(Ver.7.400cで追加)か、CSV形式で保存し直す必要があります
また、Excelデータを記録簿(履歴)にペーストし、そのデータから座標簿に登録することもできます。座標点数が少ない場合は分かりやすい操作なのでお勧めです(Excel 以外のデータ、ワードやPDF等)も貼り付けて登録可能です)
手順
- Excel で座標データを開く
- 読み込みたい範囲をドラッグで選択してコピーする
- GioLine pro の記録簿(履歴)へペーストする
[編集不可]のチェックボックスのチェックは外す(チェックされているとペーストできません) - ペーストしたデータから登録したい行をドラッグで選択し、右クリック
- プルダウンメニューの一番下のある「座標簿へ転送」を選択
- 座標簿へ登録完了
操作例
Excelで座標データを開きます
下図ではXYが小数部4桁で表示されています(実際は有効3桁のデータ)
このように表示桁が多いのはかまいませんが、必ず有効桁全てが表示されるように書式設定してください
表示されている数値(小数部桁数)で GioLine pro に登録されますのでご注意ください
GioLine pro へ登録したいデータをドラッグで選択します
下記のキャプチャ画像では点番〜Z座標値まで選択していますが、
・点番は登録時に無視されます
・点名はなくても構いません
・Z座標値が選択されていない時は 0.000 で登録されます
・XY座標部分だけの選択でもかまいません
選択範囲が確定したら右クリックでポップアップメニューを出し、「コピー」をクリックします
コピーしたらExcelは閉じてもOKです
ここからGioLine pro での操作です
操作例では座標登録0、記録簿も白紙の状態ですが、登録済み、記録簿に記録があってもかまいません
[編集不可]のチェックは外します
記録簿上で右クリックし、ポップアップメニューの「貼り付け」をクリックするか、下図の赤枠ボタンをクリックしてください
Excelでコピーしたデータが記録簿(履歴)に貼り付けられます
複数回に分けてコピー&ペーストしてもかまいせん。空白行があってもOKです
罫線が見えていますが処理に支障はありません
X座標値とY座標値の間などに空白列があるように見えますが、処理に支障はありません
座標登録したいデータ行をドラッグで選択後、右クリックしポップアップメニューの一番下にある「座標簿へ転送」をクリックします。
座標登録が完了(成功)すると確認表示がでます
下図のように座標が7点登録されています。記録簿から罫線が消えています
備考は xls です。座標簿操作/抽出にも追加済みです
処理方法(内部処理の説明です)
データに3桁区切りのカンマがあったらカンマを削除
選択範囲からX座標値の位置を探し、X座標値の前のデータが点名と判断します
前に文字列がなければ点名が選択されていないと判断します
X座標値の次にある数値をY座標と判断します
XY座標値の位置を取得できなかった時はその行は無視します
Y座標値の次の文字列をZ座標値と判断します。無い時は0で登録します
登録時のデータチェック
座標値が登録可能値を超えて時は処理が途中で終了する可能性があります
メイン画面上部の小数部桁数指定の設定によってXY座標値は丸められ、Z座標値は3桁固定です
点名は半角15文字以降を無視します