DXF形式のファイルは コンバート/DXF のページで作成できます
GioLine のヘルプも必ずお読みください
DXFファイルは AutoCAD はもちろん、多くの CAD で読込・書き出しができます。
下図の赤枠内のみを設定・確認して[DXF 変換]をクリックするだけでDXFファイルがその時開いている座標簿があるフォルダーに作成されます。
・mm単位 (m単位でもOKです)
・文字高:200 (数値の決め方は下記に説明があります)
・ 座標点に(・)を打ち円で囲みます
・座標点の円の直径:100
・ 結線をDXF変換するとき、チェックが入っている時は座標点を囲む 円ー円 間 を結線します。チェックを外すと座標点間を結線します
※この例ではほぼデフォルトの設定のまま変換していますが、出力項目やレイヤー名を指定するこができます
作成されたDXFファイル(¥Data¥sample¥sample2.DXF)を DWG TrueView で開き、[オブジェクト範囲]をクリックします。DWG TrueView の説明はこのページの下にあります。
sample2.dxf の全体が画面に表示されます
レイヤー(画層)一覧から表示・非表示を選択できます
点名等は3行に表示されます
Z値がゼロの時は出力されません(GioLine pro が出力していません)
円ー円にチェックが入っているので結線は円周の位置が端点になります(円の中心には点が打たれています)
円ー円のチェックを外すと下図になります
黄枠内のように点名、点番の出力が重なることがありますが、これは座標値が同じ点(重複点)があるためです
カーソル位置の座標値が右下に表示されますが、DXF変換時にmm指定したので、mm単位で表示され、数学座標なのでXYが逆になっています。座標値に差がありますが、オブジェクトにヒットするように設定すれば誤差のない座標値が表示されます。
文字高・座標円の直径の決め方
AutoCADは図面を実寸で描きます。単位系はmでもmmでユーザーが決めます。
この出力例ではmmにしています。
したがって文字高 200 =文字高 200mmで書き込むということです。
印刷時の縮尺を1/500にすると、文字高 200/500=0.4mm になり小さすぎます。
円の直径も同じ考え方ですので、印刷時の縮尺を考慮し決定してください。
DWG TrueView について
AutoCADを開発しているAUTODESK社が無償で提供しているCADデータ(DWF,DWG,DXF)のビューワーです。
DXFの本家が提供してソフトなので、このビューワーで正常に表示されれば、DXFに対応したCADで開くことができると判断できます。
ビューワーですので図面を見るだけですが、印刷やAutoCADのフォーマット(DWG)に変換する機能もあります。
DWG TrueView はこちらからダウンロードできます。64bit版のみです。