導入のメリットは?
GioLine pro の機能は基礎的な幾何学計算で大半は義務教育レベルですし、近年のTSに搭載されたプログラムで処理できる計算も多数含まれています。したがってTSで業務に支障がなければ導入する必要はありません。
メリット
・低機能な分だけ操作が簡単で覚え易い → 時短(生産性向上)
・プロット画面で計算結果を即座に確認できる → 入力ミスの回避(ストレス軽減)
・Jw_cad(JWW形式)やAutoCAD(互換CAD)で開けるDXF出力(制限付きで入力も)→ CADとの親和性
・測量データ形式のSIMA,APAに対応 → 座標データの手入力を極力排除
・Excel形式他の入・出力 → データコンバータ機能 詳しくはこちら
サポート無しは納得できない
サイトから直販時はメールでサポートをしていましたが、メールされてくる方は非常に少なく、バグ報告・ご要望が大半でした(大変助かりました)。
GioLine pro の測量計算は基礎的な物ばかりで、測量に従事されている方なら取説がなくてもお使いいただけると思います。
試用期間中に全機能をお試しいただけますが、サイトの説明を読んでも操作方法が分からなかった時は、サポートがあう有名メーカーのソフトウェアをご購入ください。サポートがあるので決して高くはありません。
なお、当面はメールでのサポートをいたしますが、事前の告知なく(管理人死亡等)終了することがありますので予めご了承ください。
申し込んだが認証コードが届かない
メールアドレスを間違えて入力されると返信ができません。カード決済が完了すれば、数分以内にメールが届きますが、念の為、迷惑メールフォルダーをご確認ください
携帯・スマホのメールアドレスには返信できないケースがあるので、必ずPCのメールアドレスを入力してください。メルアドの誤入力は当方から連絡方法がなく、大変困ります。
ファイルがダウンロードできない
ブラウザにEdge(Microsoft社製)をお使いの場合、2023年4月下旬頃からネット上のファイルのダウンロードが途中で警告表示が出て中断することがあります。不具合が生じた時は「ファイルダウンロード Edge」等で検索してください
起動時にエラーがでて起動できない
下図のメッセージが出る原因は、起動する GioLine.exe を間違えているためです。インストール時に指定したインストール先(通常はC:GioLine_pro フォルダー)にあるGioLine(.exe)を起動してください。間違いを防ぐため、インストール後に「ショートカット」を必ず作成してください。
ダウンロードフォルダーの GioLine.exeを間くと必ずエラーになります。
システムエラーが出る
APAファイルの読み込み・Excel関連のプログラム等の実行時、システムエラーがでたときは、お手数でもGioLine proを閉じ、再度実行してください
なお、プロット操作時のエラーはプロット画面を閉じ、再度開いてください。GioLine proをの再起動は不要です。
どこにインストールされているか分からない
起動画面で確認できます(この例では Dドライブ)
プロット操作のボタンが押せない
マウスカーソルをプロット画面上に移動した後に「プロット操作」画面を操作してください
Acrobatで印刷ができない (ユーザー様からのご指摘 2022/10/31)
Adobe社のPDF作成ソフトAcrobatでプロット画面や座標簿等の印刷ができません
Acrobatで座標簿等の印刷を実行すると、処理が中断し、中断後Table関係のエラーが発生します。GioLine pro を強制終了する必要が生じることがあります。
PDF出力が必要な時は Microsoft print PDF や他社製ソフト(ジャスト社製は確認済み)をお使いください。
なお、「通常使うプリンタ」に Adobe Acrobat を指定されていると、記録簿などの印刷時にエラーが発生し、GioLine pro が落ちるなどの不具合が起きます。「通常使うプリンタ(既定)」に Adobe Acrobat を指定しないでください。2023/02/06
下図は Adobe Acrobat を規定のプリンタに設定しているとき、座標簿や記録簿の印刷時に表示されるエラーメッセージです。
Adobe Acrobat 以外を「既定」のプリンタに設定してください。
Microsoft print PDFで作成したPDFファイルがない
Microsoft print PDF を選択して印刷を実行すると、何のメッセージ出ずに、「ドキュメント」フォルダーへ保存されたり、OneDrive,DropBoxが保存先と表示されることがあります。通常のように、座標簿のフォルダーに保存されせん。お手数でも、保存先を指定してください。
PCコードが変わって認証ができない
ネットワーク接続環境(有線LAN、Wifi)が異なるとPCコード(MACアドレス)が変わります。
スマホとのテザリング接続ではPCコードがランダムに変更されるので、テザリング接続でのPCコードの取得は認証できないのでご注意ください。
1度認証されると、次回からネット環境に関係なく起動します。認証トラブルをお読みください。
PCを初期化したらPCコードが変わって認証ができない
初期化(工場出荷時に戻す)ではPCコードは変わりません。修理でマザーボードを交換すると変わってしまい、認証はできません。再購入をお願いします
毎回「管理者として実行」を選択するのが面倒
ネットで「管理者として実行」で検索すると「解決策」が見つかりますが、「ショートカットのプロパティ」「ショートカット」「詳細設定」では設定できません。他にも方法がありますが当方では動作確認をしていませんので、サポートの対象外とさせていただきます。
PCが壊れたので、認証コードを再発行してほしい
申し訳ありませんが、再購入をお願いします(壊れていないのに「無料」で認証コードを欲しがる方が残念ながらいらっしゃるためです)
最近のPCは落下等の物理的損傷以外で壊れることは希です。壊れたとPCのせいにされる方が多いですが、壊したのは大抵の場合「あなた」です。調子が悪くなったら初期化で解決します。
アンインストールができない
Windows 11 の設定/アプリ/インストールされているアプリ から「測量ソフト GioLine pro」をアンインストールしてもフォルダーやフォルダー内のファイルの一部が削除されません。エクスプローラでフォルダーを削除してください。そのままでも支障が出ることはありません。解説動画も参考にしてください
ファイル名を変更したら起動(読込)ができなくなった
保存されているファイルのファイル名を変更したり、移動・削除は厳禁です。100%動作しなくなります。
GioLine pro が生成・保存したファイル名の変更・移動は厳禁です。
終了時のデータの保存方法が分からない
座標データは変更があった時にデータベースに保存されています。その他の記録簿等のデータは終了時に自動保存されます。ユーザー様はデータ保存を気にする必要はありません。
使い方が分からない
直感的に使える、と言われる方がいる一方、ただ単に「使い方が分からないので教えて欲しい」とメールしてくる方がいらっしゃいます。当方では、どのプログラムのことか分からないので、アドバイスのしようがありません。
記録簿のフォントサイズが勝手に変更される
高速スクロール機能(ホイールを惰性で回せる)があるロジクール社製等のマウスで、高速スクロール中にマウスを動かすと、勝手にフォントサイズが変更されてしまうことがあります。その際は、[履歴]or[最新]ボタンをクリックして表示を切り替えて下さい。元に戻ります。
逆放射(表)等で表のセルが表示されない
設定/基本にある「表のフォント」に 9〜11 の整数を入力してください
図化しても何も見えない
最初に[図化]をクリックした時は、座標簿に登録されている全点が表示されるようにプロット画面の縮尺が調整されます。したがて日本測地系のように桁数が大きい座標点が登録されているときに、(0,0)のような小さな座標点があると、何も見えない(見えてはいるのですが)ことになります。無意味な座標は登録しないでください。
プロット操作ウインドウのボタン等が反応しない(押せない)
お手数でもマウスカーソルを1度プロット画面に移動させてください(クリックは不要ですが、クリックしないと反応しないことがあります)。
プロット画面が見えない(重なる)
この件は対応済みですが、想定外の操作や、旧バージョンをお使いの場合に発生する可能性があります。[図化]ボタンをクリックし、プロット画面を閉じ、[設定][基本]にある[表示画面の初期化]ボタンをクリックしてください
確認画面がでます
[図化]をクリックすると下図のように横並びに表示されます。プロット画面の境界線をドラッグしてサイズを調整してください。
プロット画面で連続結線へヒットしないことがある
プロット画面でマウスカーソルを動かすと、カーソルの近傍にある座標点を自動で検索します。この検索は座標データの点番順に検索し、最初に合致した点のデータが[プロット操作]の下部に表示されます。同時にヒットした点が結線の構成点であれば結線データも[プロット操作]の下部に表示されます。ただし、結線データの結線番号が大きい結線データが表示されます。
また、プロット画面で結線の構成点を選択したつもりでも、その点に座標値重複点が存在し、結線はその重複点が採用されていると結線にはヒットしないことがあります。
プロット画面の操作の「操作例」に同一点が複数の結線に使われている時、結線データのリスト表示方法の説明があります。
同様にプロット画面のプルダウンメニューで重複点の確認ができます。
プロット画面で辺長・方向角が表示されない
辺長・方向角はその辺が全てがプロット画面に表示されていないと出力されません
プロット画面の面積表示を小数部2桁にしたい
最初にインストールしたとき、面積表示は3桁になっています
結線の赤枠内のボタンをクリックして変更してください
また、全閉合結線の面積表示を変更したいときは、結線/結線管理で表示面積の桁数等を一括して変更できます
角度の入力方法が分からない
角度の入力は度ポイント方式(分秒:2桁)で入力してください
関数電卓のように10進変換した角度を入力しないでください
12度34分56秒は 12.3456
60度 6分 6秒は 60.0606
と入力してください。水平角はすべて時計回りで入力します
末尾のゼロは入力不要です。例:23度10分→23.1 23度10分30秒→23.103
数字が入力できない
点番や距離等の入力ボックスに数字が入力できない原因は、[カナ漢字変換]がONになっていて、全角数字を入力しようとしているためです。数値は半角入力がデフォルトです。
Excel出力でエラーが出る
放射、逆放射(表)、座標簿、画地面積、APAデータからの手簿作成でエラーで処理が中断し、最悪の場合 GioLine pro を終了できなくなることがあります。
念の為、Excelを閉じ、GioLine proを再起動してから実行して下さい。
[APAから手簿を作成を使う場合]:点名に半角英数字を使ってください。日本語などの全角は使わないでください。自動発生された*が付いた点名はExcelのタブ名に使えないため、エラーが発生します。点名に使えない文字は、Windowsのファイル名に使えない半角文字です。参考サイト
Jw_cad 変換したファイルを開いても何も見えない
変換の中心は登録済み座標範囲の中心です。登録する必要がない(0,0)を登録していると、座標範囲が広くなり、何もない部分が出力されます。無意味な座標点は削除してください。
また、変換時にJw_cadの中心を指定することができます。
Jw_cad 連携のための基礎知識
DXFをCADで開いても何も見えない
AutoCADで扱える座標範囲は広大なため、出力データが見えないことがあります。CADの説明書をお読みください。通常は「オブジェクトを中心」等のコマンドがあります。
DXF変換したファイルをCADで開いたら多数の線が表示される
「文字高」の設定が適切でないと、点名等の文字が異常に大きく表示されてるためです。[文字高]を1000分の1ぐらいに設定して確認してください。
キー違反が出る
「キー違反」というシステムエラーが出て操作が出来なくなる現象が生じることがあります。なかなか再現させることができず、解決できていません(最近はご指摘がないですが)。
座標簿のデータか結線データが壊れている可能性が高いと思われます。
対応方法がないので、エラーメッセージが出たら GioLine pro を終了し、再起動してください。再起動後、エラーが出なければそのままお使いいただいてかまいませんが、結線関係で不具合がでた場合は、結線管理で「全結線データを全て削除する」を実行後に再起動してください。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
なお、この症状が発生した方はお手数でもメールでお知らせください。
エラーが出る
詳しくエラーの発生状況を知らせてくださる方も希にいらっしゃいますが、残念ながら当方で再現できず、対応できないエラーもあります。
お手数でも詳しくエラーの状況を教えてください。また、当方から折り返し質問させていただくこともありますのでご協力をお願いします。残念ながら質問を無視して梨のつぶて、ということがよくあります。
範囲取得でキャプチャを実行したとき選択範囲がずれる
4K,5Kといった高精細のモニターをお使いで、Windows の設定/ディスプレイの「拡大縮小とレイアウト」を100%以外に設定しているとGioLine pro の取得範囲がずれます。
ずれた時は、設定/基本にある「ディスプレイの解像度」と同じ数値を設定/基本に入力してください
管理者権限で起動しないと座標簿等が保存されないことがある
この現象は当方では再現できていませんが、必ず、管理者として実行してください
処理が遅い
このご指摘はいただいたことはありません。PCの性能にもよりますが、管理人のPCでは座標登録数が5,000点を超えると遅く感じることがあります。特にプロット画面の反応が鈍くなります。対策はありませんが、
プロット画面を開かない、開いた時も連続結線、辺長等を非表示にし、座標属性も点番のみにするなどで少し改善します。
クロソイドの中心線でなく、幅員(路肩)への垂線計算はできないか
クロソイドの中心線は数式で定義されているので垂線計算ができますが、中心線との疑似平行線はクロソイド曲線ではないので対応できません
解が違う
小さな誤差(mm・秒単位)ではなく、希に全く違うとのご指摘をいただくことがありますが、入力データをお尋ねしても回答をいただけません。観測・入力ミスだったのかな?
2024年3月で公開満25年です。公開当初からバグのご報告を頂いたときはその都度対応してきたので、致命的なバグは残っていないと思いますが、新規に追加したプログラムにはバグがある可能性は否定できません。不具合にお気づきの時はお手数でも掲示板でお知らせください。
解と入力値が一致しない
例えば、
・放射で計算した点を逆放射で計算すると、放射時に入力した水平距離、方向角と一致しない
・直線の内分を計算した時、入力値と実際の計算値が一致しない(1mm違う)
・画地を分割すると、合計面積が元画地の面積と一致しない等、
座標計算で得られれる座標値は1mm単位などに丸められた「近似値」である事を理解されていない方が希にいらっしゃいます。正直驚きですが、当方の説明に御納得いただけず、「バグ」だと主張されるユーザー様も残念ながらいらっしゃいます。直線や曲線が1mm方眼の交点を必ず通過すると思っていらっしゃるようです。
図入りの解説 → 定面積分割(点) オフセット
座標計算の基礎の基礎
*のプログラムがない
実際は存在していることが多いのですが・・・
メイン画面の左側にあるタブを全部見てください
GioLine proのソフトは単機能ですが、機能を組み合わせればほとんどの計算は可能だと思います
対回観測のAPAデータから観測手簿・トラバース計算書出力までのプログラム
現在、半対回(放射)の手簿作成(Excelシート)は搭載していますが、1〜3対回のAPAデータには未対応です。半〜3対回の一連処理のプログラムは作成済みですが公開の予定はありません(メーカー製のソフトでもオプション扱いで結構なお値段らしいですから)。
AppleのMacで使えるか?
Parallels を導入すれば使えます。ただし、Windows のライセンス購入が必要になる場合があります。最近まで GioLine pro は iMac(5K)で開発しており、MacBook Air M2(RAM 8GB)で快適に動作します。費用はかかりますがTimeMachineによる自動バックアップは非常に便利です。ただし、Macでの運用はサポートの対象外とさせていただきます。
計算式をマニュアルに記載してほしい
GioLine pro に搭載されているプログラムの大半は中学の数学レベルで、基本的に放射と逆放射の組み合わせですから関数電卓で計算ができます
クロソイドへの垂線や定面積分割等は仮定値で試算を繰り返すことで解を求めているので、電卓では大変ですが、不可能ではありません
放射・逆放射と 2直線の交点 計算程度の知識があれば GioLine pro の基礎的な測量計算はできます
計算式が載っている書籍を教えてほしい
ネット検索で探してください
40年以上前のBASICブームの頃は、測量計算プログラムリストを載せた書籍が多数出版されました(私も恥ずかしながら2冊)。中には明らかに間違ったコードの物もありましたが・・・ 現在でも「測量プログラム 本」等で検索すれば古本が見つかります。大半はBASIC言語(私もポケコンのBASICでプログラミングを始めました)ですが、計算方法は参考になるかもしれません。ただ、GioLine pro に搭載しているごく一部のプログラムを除けば、放射と逆放射をプログラミングでき、測量の誤差配分等を理解していれば参考書を買わなくても大丈夫です。困ったら検索で解決できます。
注意:ネット情報には誤りもあります。arctanを使っているソフトには気を付けた方が良いです。
スマホ対応アプリの開発予定はあるか?
ありません
「スマホ 測量ソフト」で検索すれば、スマホのレーザーを利用する等、高性能のアプリも見つかります。
旧バージョンのデータを最新版(サブスク版)で読めるか
保存されるデータファイルの構造は1998年の開発当初から基本部分は同じです
旧版で保存されたファイルが完全に揃っていれば問題なく最新版で開けます
サブスクにした理由
2024年3月10日でサイトからの販売を終了(最後の価格は25,000円)し、2024年4月1日から1年間のサブスクリプションでのご購入方法に変更しました。
サイトからの「直販」は管理人が1人で対応していましたが、70歳を超え、ソフト代を振り込まれたのに、認証コードを送れないといった「事故」で御購入された方に損害を生じさせる恐れが出てきたためです。
幸い低価格で引き受けてくださる会社(老舗のIT系企業)が見つかったので、決済処理と認証コードの発行をお願いすることにいたしました。
販売委託先はGioLine proのサポートは一切おこないません。電話やメールに販売委託先は対応いたしません。